【白鳳会】 パシフィック・スタンダード銀行家宅捜索

2019年06月04日

本日未明、JMPDは新興犯罪組織・白鳳会による「上納金を受け取るためにパシフィック・スタンダード銀行へ行く」というSNS上での発言を受け、事実関係の調査および上納金の押収のために家宅捜索を敢行した。



頭取を公務執行妨害の容疑で検挙した後、捜査班は執務室内を調査、上納金として用意されたものと思われる不審な口座のクレジットカードを押収した(名義は頭取のもの。口座を凍結し、入金されていた90万ドルはJMPDが接収した)。

その他、執務室では使用された形跡のある.45口径の拳銃も発見された。鑑識課による線条痕の鑑定により、この拳銃は先日の白鳳会による警官襲撃事件において使用されたものであることが分かっている。



捜査結果に基づき、JMPDはパシフィック・スタンダード銀行頭取を犯罪組織との不正取引、および銃器不法所持の容疑で再逮捕し、今回の家宅捜索を終了した。

頭取は「上納金を定期的に支払うことで、他の犯罪組織による銀行強盗を抑止してもらっていた」と供述、拳銃は護身用として、白鳳会組長・渡瀬 智から直々に供与されたものであると述べている。

なお、銀行側がいわゆるマネー・ローンダリングに積極的に関与していた可能性があるため、今後JMPDは代表取締役をはじめとした経営陣にも事情聴取を行っていく予定である。



【追記】 家宅捜査当日の夜、パシフィック・スタンダード銀行の役員が路上で襲撃され、死亡する事件が発生した。白鳳会がSNS上で犯行を示唆しており、JMPDは白鳳会が証拠の隠滅、および関係者への脅迫を目的として実行したものとみて、捜査を進めている。




パシフィック・スタンダード銀行家宅捜索(CF:171012)

JMPD 刑事部 捜査二課