【活動報告】 武器密輸グループ摘発

2019年08月16日

JMPD刑事部は、兼ねてからマークしていた武器密輸グループを摘発するため、港に停泊していた不審な船舶を強襲し、乗組員との銃撃戦の末に船舶内を制圧した。

―――年々悪化する市内の治安情勢。これに拍車をかけていたのは、違法に市内へと持ち込まれた銃器であった。安価かつ警察組織に追跡されない密輸銃器は、犯罪組織によって悪用されるだけでなく、ここロスサントス市を中継地点として米国内の各自治体に広く流通しており、重大な懸念事項と化していた。

事態を重く見た市長はJMPDに協力を要請、JMPDは諸悪の根源である武器密輸グループを摘発すべく、港に停泊する数多の船舶に目を光らせていたのである―――



刑事部職員2名、機動部隊隊員2名で構成されたタスクフォースは、警察ヘリからラペリングで前部甲板に降下。即座にグループによる銃撃を受けたため、タスクフォースは銃火器による甲板の制圧を実施した。



武器密輸グループはアサルトライフルや手榴弾によって激しく抵抗したものの、刑事部職員が正面から応戦して注意を引いている間に機動部隊が側面から攻撃、不意を突かれたグループは無力化された。


武装した武器密輸グループのうち、6人の構成員が抵抗の末に射殺され、3人が武器を捨てて投降した。その他、船舶上部の居住区にいた8人、内部貨物室に隠れていた1人の船員もタスクフォースによって検挙され、船内の制圧は完了した。

その後の捜査で船舶甲板のコンテナ、および貨物室からはクレートに梱包された銃器が大量に発見され、後にそれらはすべてJMPD特捜班によって接収された。

取り調べにより、グループはリバティーシティを本拠地とするロシアンマフィア、ペトロヴィッチ・ファミリーPetrovic Bratva)の傘下であったことが判明した。後日JMPD本部長とリバティーシティ警察(LCPD)本部長、ミット・フィッツシモンズMitt Fitzsimmons)は会談を開き、本件に関する今後の捜査をJMPDとLCPDが合同で行うことを表明した。




JMPD 刑事部 組織犯罪対策課